余った切手は切手販売ショップを利用しよう
結婚式の案内や出産のお知らせ、または葬儀や喪中のお知らせには、専用の切手を使分けるのがマナーです。この記事では慶弔用切手についてご紹介します。
慶弔用切手とは、おめでたい出来事、または葬儀や法事などのお知らせに使用する切手です。普通切手と同じく、はがきや封筒に貼り付けて使用しますが、慶事と弔事それぞれにふさわしい色やデザインがほどこされています。
慶事用切手は、上述した結婚や出産以外にも七五三や節句、入学や就職、卒業などハレの日に使用するものです。絵柄のデザインは末広がりを意味するため縁起が良いとされる扇や、長寿や繁栄の象徴である鶴のデザインのものなどが販売されています。
弔事用の切手は、葬儀や法事、喪中の案内で使用します。喪主や法事を行う場合はもちろんのこと、参列する側がお悔やみの連絡をする場合、喪中には年賀状のやり取りを控えるために送る“喪中はがき”にも使用されます。
故人を悼むシーンで、アニメのキャラクターの切手はふさわしくありません。弔事用切手はシチュエーションに合わせることや、お悔やみの気持ちを表わせることができますので使用しましょう。また、弔事用の切手ははがき用の63円切手しかないということに注意しましょう。
慶弔用切手の販売場所は郵便局やインターネットで切手やはがきの販売を行っているショップです。
普通切手はコンビニエンスストアでの取り扱いもありますが、慶弔用切手は必ずしも販売されていませんので、これらの方法を検討することがベターです。インターネットの販売サイトを利用すれば、空いた時間にパソコンやスマートフォンで好きな種類の切手を簡単に購入できるため、忙しい方にもおすすめです。
かといって、慶弔用切手を使用しなければマナー違反、というわけでもありません。そのシチュエーションにふさわしくない切手でなければよいでしょう。しかし、マナーにこだわりがある方もいらっしゃいますので、臨機応変な対応が必要です。