ポイント還元などで顧客を呼び込む通販の現状について
ネット人口も多くなって近年、インターネット通販がどんどん普及してきました。これまでは、通販というと、テレビ通販やカタログを見て購入する通販が代表的でした。ですが、ネットの普及とともに、こうした従来型の通販はあまり需要がなくなり、ネット通販が、どんどんシェアを拡大しています。
なぜなら、インターネットで購入する方が、簡単だからです。カタログの場合は、自分が欲しい物を探す必要がありますし、ハガキやファックスで注文しなくてはなりません。
この点、インターネットなら、欲しい物を簡単に探すことができますし、注文も難しくなく、決済もクレジットカードですることができ、すごく便利です。また、重い荷物を希望の住所まで配達してくれるというのも、インターネット通販が普及してきた理由の一つです。例えば、ミネラルウォーターや家具なども、時間を指定して宅配してくれますので、すごく便利です。
そのようなインターネット通販ですが、最近では、業者の競争もどんどん激しくなってきており、顧客を囲い込もうと、各社とも必死になっています。
例えば、タイムセールをして、激安品を数量限定で販売したり、顧客にメールを送ったりしています。特に、メールはとても便利です。なぜなら、今までの購入履歴から、そのお客が買いたそうな物を予測して、その製品を宣伝するメールも送信できるからです。
そして、各社が一番力を入れているのが、ポイントです。
購入した金額の数パーセント程度をポイントとして還元し、次回買い物をする時に、このポイントを支払いの一部に利用できるというシステムです。その他に、自社のクレジットカードを発行し、そのクレジットカードで決済すれば、さらにポイントの還元率を高くするなど、あの手この手を駆使して顧客獲得をしています。一方、利用客は、ポイントで還元されると、お得感がありますので、どんどんサイトを利用することもあります。このようにして、インターネットショッピングの会社は、自社のシェアを拡大するために、利益を犠牲にして、必死にポイントシステムを使っているのです。