賃貸物件を探す際には築年数に着目しよう

賃貸物件に居住しようと考えている方々は、しばしば地震を気にしています。地震が多ければ、建物が崩れてしまう可能性もありますね。命にも関わってくる問題ですので、耐震性はとても大切なポイントなのです。何せ折角良い賃貸に入居できたと思っても、地震で倒壊してしまっては大変な事になります。ですので地震に耐えられるかどうかは、やはり大切なポイントと考えられるでしょう。

ところでその耐震性は、築年数と大きな関係があります。あまり古い物件の場合は、築年数に問題が発生している事もあるからです。

例えば1980年よりも前の年に作られているような物件です。そのような物件の場合は、耐震性に何らかの問題点が見られる事もあるのです。というのも地震に耐えられる強さの基準というのは、1981年に新しく更新されています。
それまでに作られた物件の場合は、耐震性の基準は古いものになっている訳です。逆に1981年以降に作られている物件であれば、新しい基準で作られていると考えられる訳です。

そして人によっては、物件の耐震性を求めている事もあります。できれば安全な物件に住みたいと考えている方も世間では非常に多い訳ですが、そのような時には上記のような年数に着目をしてみると良いでしょう。もしも賃貸物件の広告に記載されている築年数が1981年以降であれば、比較的安全度が高いと見込める訳です。
逆に1980年以前に作られているような物件は、少々慎重になった方が良いとも考えられるでしょう。ただし1980年以前に作られている物件は、賃料がリーズナブルになっているのも確かです。安全度が若干低めな半面、賃料は少々低めに設定されている訳です。ですので耐震性というよりも賃料に対するこだわりを持っているのであれば、1980年以前に作られている物件に着目をしてみるのも1つの方法と言えます。いずれにしても賃貸物件の広告を見る時には、1981という数字を強く意識するのが良いですね。

 

賃貸物件には木造や鉄筋などがあります。それによっても強度は変わってきますから、注意が必要です。築年数が古い物件は長い間風にさらされて建物がもろくなっているということも十分にありえます。しかし、築年数が古いからといって全てダメなわけではありません。最近では耐震工事をされているところもありますから、耐震工事を最近した物件は比較的安全なものかもしれません。そういった面に着目して物件を選んでみてはいかがでしょうか。